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1日遅れで脱出成功!9月3日(日)成田→バンクーバー→ホワイトホース 1日目
何とか、まる1日遅れただけで現地に到着する見込みとなった。

快適になったぴかぴかの成田空港第2ターミナルを探索するようなことはせず、
銀座の写真展前から溜まるに溜まったメールの返事を打ちまくる。

19時バンクーバーに向けてテイクオフ。
決しておいしいとは言えない(エコノミークラスなので仕方がない)機内食とワインをいただき、気流の乱れている中をガタガタと、なかなか抜け出せないでいる。忙しかった日々からの解放でほっとした安心感+これからの旅の波乱を予感させるような、妙なほろ酔い気分である。
昨日は機材故障で欠航になった訳だが、飛行機が墜落する確率を考えると、ジェットコースターに乗っているような気楽な気分である。

およそ9時間を経て、カナダの玄関口・バンクーバーに到着。
ここで入国審査を受けて晴れてカナダへ入れるわけだが、いつも決まって「何の目的で来た?」「滞在場所はどこか?」などと聞かれる。始めのうちは正直に「オーロラの撮影のために、車で移動しながら旅をする」ようなことをたどたどと話していたが、たいてい怪しまれてもっと突っ込まれてしまい、そのうちに会話が困難になってしまうので、面倒になった。
最近はあっさりと「観光で、・・・に滞在する」と言ってしまうことにしている。
お互いのため、審査待ちの長蛇の列の人たちのためである。

バンクーバーからは、今飛んできた空を2時間半戻ってホワイトホースに向かうのだが、出発まで時間があるので、空港の外に出た。
快晴で快適、成田とは明らかに空気が違っていた。
日光浴を楽しみながらランチをしている巨漢のおばさんの向かいのベンチで、私は相も変わらずパソコンのバッテリーを気にしながらメールの返事を打つ。

国内線に乗り込むためには、再び物々しいセキュリティーをくぐる必用があり、機内に持ち込む荷物を徹底的に調べる。ご時世からして当然だが、北米では特に厳しく行っている。
これだけ徹底すれば、どんなに周到に企ててもテロを遂行するのは難しいだろう。
私は高感度のフィルムをたっぷり持ち込むので、道中、飛行機を乗り継ぐたびに訪れるこの面倒な関門をくぐるのに一苦労をする。
ここだけの話だが、シアトル(米国)ではパッセンジャーに対して威圧的(犯罪者的扱いとも言える)に調べるが、けっこういい加減である。それに比べてカナダでは威圧的な態度はとらないが、きちんと調べる印象を受ける。これは国民性をよく表わしているように思えてならない。米国民にありがちな「自分に甘く他人に厳しい」気質ゆえ、これ以上世界に敵を作らないことが地球平和への第一歩だろう。

さて、バンクーバーからホワイトホースへ飛ぶ際はロッキー山脈の上空を飛ぶので、私は窓側の席を指定する。世界でも屈指の山岳地帯であり、その名を知らない者もわずかだろう。
・ ・・と、しみじみとそう考えながら、果てしない山並みを眺めているとまた「格別」である。
2時間半、たっぷりと気分を高めることが出来る。

20060907123533.jpg


「こんな山の中に町があるのか!?」
といった雰囲気の中、ホワイトホース空港にランディング、飛行機のタラップを降りる。
空が、空気が今までとは明らかに別世界、極北の秋を感じる。

このホワイトホース空港に到着すると、乗客も、出迎えのツアー関係者も日本人をよく目にする。数人の日本人と交流し、オーロラや自然を求めてきた同志と出会ったことで、この広大な土地に離れ離れに散っていってもどこか連帯意識が存在する。

櫛田篤司さんが空港に来てくれた。
彼はかの有名な極北の大動脈・ユーコン川を下るためのカヌーをレンタルしている、この土地に詳しい人物である。私は今回、レンタカーの手配のことで彼に相談に乗ってもらっていた。過去に私はこの空港のレンタカーを利用した際に、日本では考えられないようなトラブルに遭った。そのため、今回は万全を期していた。
常に新しい撮影場所を探し求めている私にとって、櫛田さんから得られる情報はありがたいものだ。

http://www.klondikecanoe.yk.ca/J_index.htm

早速今夜はホワイトホースから1時間半のKusawa Lakeに行くことにした。

Sep.3-Caribou.jpg
  道中、シカの群れが出迎えてくれる

Sep.3-1.jpg

アラスカハイウェイから砂利道を30分進むと静かなキャンプ場があった。
曇り空であきらめ気分。インスタントラーメンを鍋に放り込んだ瞬間、頭上にオーロラが現れた。
必至に食べながら、撮影の準備もする。すっかり雲が邪魔をしているので、本気モードには入っていない。

Sep.3-2.jpg


結局、初日は雲の上からのご挨拶であった。
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コメント
この記事へのコメント
中垣さんお元気そうでなによりです。
僕も明日からアラスカに出発です。
オーロラに出会えるのはタルキートナでの1日のみ。
その1日に大きな期待をしている愚かな僕です。
お互い素晴らしいロケーションに出会えますように!!
それでは札幌での再会を楽しみにしています。
Good luck!
2006/09/11(月) 12:43:19 | URL | 夏彦のボス #-[ 編集]
とりあえず…
一日遅れとはいえ、ホワイトホースに無事到着ですね、良かった!
初日に雲の上からご挨拶…なんだか幸先の良いスタートの気が
しますよ。気をつけて撮影を楽しんでください。
Good Luck!!
2006/09/12(火) 14:58:16 | URL | Tomo #-[ 編集]
飛行機から眼下に広がる景色・・・その写真を見ただけでも「Oh・・・・」って
言ってしまいますね。いつも感動の種を提供していただいてありがとう!!
2006/09/13(水) 11:05:35 | URL | Mai #-[ 編集]
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