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取材8日目 3月11日(土) ピンチ到来
今まで極寒の環境で頑張っていた調理用ストーブ(ガソリン式)が突如不調。

ガソリンを入れたタンクにポンプで空気を入れ、ガソリンを押し出して継続燃焼させるものだが、圧縮した空気が逆流させない弁が機能しなくなった。平たく言えば、空気が入らないのである。暖めても、冷やしてもダメである。結局弁のゴムに手術を施して(わずかな切り込みを入れて)、なんとか空気を送り込み、辛うじて着火するようになった。

この日は再びブルックスの山に入った。
晴れているうちにこの壮大な峰々のショットも抑えておきたいからだ。
ただし、日に日に月が明るくなってきた。白一色の世界では撮影が難しい。

Mar.11-2.jpg


それにしても猛烈な寒さは衰えようともしない。そして風が止まないのだ。
用を足すのも一大決心である。
また車の調子と言えば、慣れはしたが相変わらずアイドリング音が不気味である。

最後まで無事に乗り切れるだろうか。先はまだとても長く感じる。

道端にカラスが群がっていたので、何が食われているのかな?と思い様子を見てみると、カリブーの雌だった。道路にも痕跡があり、トレーラーに衝突したようである。
まだ新しいもので、これからたくさんの動物の胃袋に収まるのだろう。

Mar.11-3.jpg


この夜も風が治まらない。
車のドアを開けるとドアがちぎれそうになるほどである。
もう体感温度は想像もつかない。
多少のオーロラが来ても外へお出迎えに出る気になれず、思わず車内から魚眼で写す。

Mar.11-4.jpg

                               画面左側にオーロラが見える

せっかく苦労をしてこんな地球のてっぺんまで来たのだから、出来るだけのことはしよう。
そう自分に言い聞かせて強力冷凍庫の中に飛び出した。

しかし電池式のカメラはすぐ臨終してしまい、手動のNikonF3はフィルムを巻き上げる動作が続けられない。

Mar.11-1.jpg


気がつくと運転席でまた素晴らしい朝を迎えてしまった。
寒さとの戦いといった感じだ。
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