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3月13日(火)出発・・・しかしまたしても・・・
とうとう
23年間務めていた大学病院の実質的な勤務を終えた。あとは3月の末日に挨拶に行くだけである。しかし全く実感がない。というか、感じている暇がないと言うのが本当のところである。
23年間の締めくくりや、4月からのまったく新しいスタートに向けての諸々の準備、それにアラスカ取材の準備。これらがいっぺんに押し寄せて来ては、能力の低い私にとって、すべてをこなすにはほど遠く、いろいろとやり残したままに取材に向かうことになった。

私は職場に最後の無理をきいてもらい、残っている年休を在職の最後にまとめてとらせてもらうことにした。もちろん休暇と言っても当然極北の取材に当てるのである。4月からはこの「取材」が私の大事な仕事となる。

今回はアラスカの中央に位置するフェアバンクスが飛行機の到着地である。

北日本が大荒れの天候
もう春の兆しが見えてきているというのに、今更出発前日より北日本が大荒れの天候になるとのこと。取材の時はいつも必ず何かが起こるので「今回もまたか」といった感じで心配を始めた。

今回は国際線のノースウェストに乗り継ぎするための札幌ー成田線は、本来連携しているJALを利用すると前泊しなくてはならず、仕方なく札幌ー成田線は国内線のみ独立で購入した。何が言いたいかと言うと、札幌成田線に何があろうとも、国際線とは無関係なのである。しかし今回は成田で6時間も余裕があるので安心だった。

出発前夜、貫徹で準備を整え、早朝5時、自分の車で早めに家を出た。0745発にはかなり余裕があるが、以前吹雪で高速道路が通行止めでアウト!になった苦い経験を持っている。
札幌は真冬の天候だったが、千歳は晴天、完璧だった。前日からの心配は取り越し苦労だったようだ。空港に到着、手続きを済ませ、定刻に機内へ案内される。
飛行機が離陸滑走路に向かう時になって横殴りの雪になる。結局滑走路の手前で風が止むのを待つことになった。・・・タイミングを逸したようだ。飛行機はドックに戻って機を待つことに。延々と待たされる、しかも機内にいるのでパソコンも開くことが出来ない。

私はシアトルに向かう国際線に乗り込む前に、締め切り原稿の仕事があった。とにかく書き終えてメールで飛ばしてしまえばいいのだ。ところが出発寸前状態の機内に監禁(?)されているので電子機器は使えない。久しぶりに紙と鉛筆が活躍した。

数時間後、待ちに待った時が来た!再び滑走路へ・・・順番に飛びだって行く。
ジェットエンジンの音で、さあいよいよ順番が来た、北海道ともしばしのお別れ!と思った・・・のもつかの間、機長から「横風が止むまで少しお待ちください」とのアナウンス。
・・・いやな予感は当たるもので、またしても飛ぶ寸前で断念。搭乗機は燃料補給が必要、乗客は空港ロビーで天候が安定するまで待機ということになった。

すでに出発予定から3時間くらい経っていただろうか。そろそろ国際線の心配が始まる。締め切り寸前の仕事もある。他にもやり残したことは山ほどあるし、たくさんの人たちからいただいた「気をつけてアラスカへ行ってらっしゃいメール」の返事も打ちたいところでもある。そしてこのブログもなんとしても「久々更新」して気持ちよく出発したいところである。

焦っている間に「お待たせしました。機内へ案内します」と言うことで、再び機内へ戻る。さあ今度こそと願うが、またしても出ない!
乗り込んですでに着席している乗客がツアー会社の人間とこそこそと・・キャンセルのようだ。そうなるとどうなるか、キャンセルした乗客の荷物を探しておろすのである。この作業にてこずっている。他の飛行機がどんどんと飛んでいると言うのに・・・・

さすがに国際線出発の時間を逆算し始めた。余裕はなし、原稿の締め切りをどうするか。

ついに滑走路の順番待ちの先頭になる。やっと行けるか!と思いきや、またしても風のタイミングを待っている。もうこれ以上は待てないし、他の乗客ではすでに国際線の出発時間を過ぎてしまっている人もいたようだ。

もう失敗しても許してあげるから飛んで欲しい気持ちになった時、ジェットエンジンが全開になった。


成田到着、ここからが勝負である。
事前に宅配で大物荷物を送っていたので、これを受け取り、国際線にチェックイン。
これには間に合ったが、セキュリティーをくぐり出国、さあ、国際線に乗り込む前に締め切りがあった。30分しかない!まったくまとまっていない文章を焦ってまとめようとしても無理である。搭乗客の列がすっかり機内に吸い込まれた。最終案内だ。もう行かなくては・・・出発7分前にメールで送信!

北海道アウトドア協会「Rera」というフリーペーパーにその支離滅裂な記事が載る。お楽しみに。

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シアトル到着、アラスカ航空に乗り継ぎ。自分は登場したくないが、皆さんに音信不通でご心配をかけたので。

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アンカレジ空港で。アラスカ航空がずらり。

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アンカレジ空港からの眺め。大自然が目前に迫っている。

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飛び立ってすぐにアラスカ湾上空にでる。

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アラスカの屋根、アラスカ山脈にさしかかる。北米最高峰を拝むために左側の座席を指定した。

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多くの登山家・探検家を飲み込んでいるマッキンレー山。この時期にこのように見られるのはラッキーである。


夕方、無事にフェアバンクス到着。

手配していたレンタカーを見てがっかりである。思ったよりはるかにグレードが低く、サイズが小さく、2週間の生活は苦労が強いられそうだ。
何よりロー・グレードのため、トラブル発生の心配も大きい。意気込んで来たところを、出ばなをくじかれた感じである。

手持ちのトラベラーズチェックをキャッシュに替えようと銀行に行くが、何故だかこのチェックはこの町の銀行では換金できないと言う。
理由も説明してくれるのだが、私の方で理解できない。他の銀行へ足を運ぶがやはりさえない顔をして「Sorry・・・」

ちょっとまずいなあと数件の銀行を回ったところで、条件付きでお許しがでた。希望換金額の半分ならいいよ、ということである。さらなる貧乏取材をすればいいのだろうか。
今回は食料はすべて無事に届いているので、少々の食料を調達して、あとは燃料代のみが私の2週間の経費である。

さてフェアバンクスは良い天気、しかしもたもたしてしまった。今夜から撮影出来そうだ。定番のチェナ温泉に向かおう。フェアバンクスから1時間半のチェナ温泉はお気軽で手ごろな撮影地である。

近ごろ太陽風が活発と言う情報もあり、少々期待できそうだ。その元気の良いオーロラの種を地球の磁場が引きつければいいのである。

今回の日程の前半はお月さまは登場せず、一週間まったく暗い空=満天の星空である。条件としてはオーロラを眼視するのはベスト、撮影には暗すぎて作品にするような写真はむずかしく、一工夫しなくてはならない。今回も北極圏に行くのが目的ではあるが、この条件で2週間フルにそこにいる必要はないし、このレンタカーでは危険過ぎる。この条件下で撮影するべき写真を撮れるような場所を探せばいいが、簡単にはいかなかった。

すっかり遅い時間にチェナ温泉に到着したが、満天の星空にはオーロラはまだ登場していなかった。
狭い車の後部は開けたばかりの荷物が散乱するが、チャンスがいつ来ても良いように撮影準備を整えていく。

ふと天を仰ぐ。

やや星空のコントラストがなくなってぼんやりと光った感じ、そこにおとなしめのオーロラが登場しているが、ぱっとしない感じを予感させた。

・・・この夜はさほど見せ場もなく、ぼんやりとしたオーロラで終始した。

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コメント
この記事へのコメント
行ってらっしゃい !!
 無事にご出発…と思っていましたが、
またしても・・・とは いかなる事態に??

写真の待合室、きれいで随分立派な椅子が
あって、居心地良さそうですね。
何処ですか?

お元気で 行ってらっしゃい!!
2007/03/15(木) 10:49:36 | URL | Tomo #-[ 編集]
あ~・・・でもやっと!
ここ数日の札幌は、雪の少ない今シーズンに油断していた私としては
とんだ番狂わせ。連日の暴風雪。中垣さんこのお天気で飛ぶかなぁ~って思っていたら
やっぱり大変な目にあっていたのですね。
フェアバンクスからはどちらへ向かっていくんでしょうか?これからは足跡をたどります。
2007/03/15(木) 11:51:13 | URL | Mai #-[ 編集]
出発日が悪天候だったので、心配していました。
私も冬季の出張では、何度も札幌に戻れなくて、羽田で足止めを。

戻ったら、一度、お茶しましょう?
退職後の、ノウハウとか、色々と。
2007/03/15(木) 22:09:51 | URL | TAKA3 #MsF/XdJk[ 編集]
気をつけて、笑顔で帰ってきてください。
楽しみにしています。
2007/03/15(木) 23:20:40 | URL | 宙に感謝☆小池みつえ #-[ 編集]
気をつけて
なんと、出発されていたのですか!
Blogを久々に拝見していたので、気づきませんでした。
出発まで大変だったんですね...。お疲れ様です。
道中くれぐれもお気をつけて!
また素敵な写真にめぐり合える日を楽しみにしています!
2007/03/20(火) 19:51:36 | URL | よっしー #-[ 編集]
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