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アラスカをあとに、カナダへ戻ろう 9月30日(金)、旅の14日目
 目が覚めると車にも雪が積もって、外は真っ白になっていた。朝食はさんまの蒲焼きで、日本を懐かしむ。フェアバンクスでいくつかの用事をすまし、夕方からカナダへ向かって飛ばす。以前、グランドキャニオンで深夜パトカーに御用になった貴重な経験がものを言って慎重に爆走する。遥かカナダ方向に久々に青空が見え、気分が少し明るくなった。今回、アラスカは来るんじゃなかったかな?

 フェアバンクスからカナダに向かってアラスカハイウェイを東に進むが、小さな村がいくつかあるだけで、すれ違う車もだんだん少なくなっていく。それも当然だ。こんなに寒い山の中で生きていくとすればガソリン売るか狩猟生活しかないだろう。

すっかり暗くなってCanada Borderに入る。アメリカのmile表示からkmに切り替わるが、カナダはなにかと安心感がある。気質的にはカナダ人はアメリカ人と日本人の中間にあると感じる。

 深夜になってやっとふるさと(Lake Kluane)に戻る。薄曇りの上に穏やかなオーロラが揺れている。撮影を試みるが絵になりそうもない。


またしても事態は好転しなかった。心身ともに限界に近くなってきた。

中垣哲也ウェブサイト
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ブルックス山脈は断念!いつ晴れるかわからない 29日(木)、旅の13日目
 遥々こんな北米大陸の北の端までやって来たが、このどんよりとした天候にうんざりしてきた。
もう晴天に出会うことがないような気がした。

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それと早めに帰途につかないと・・フェアバンクスまで600kmの道のりが気にかかっていた。

・・・案の定その路面状況は変貌していた。あれだけ降り続いた雨は、気温が下がったことによりスケートリンクになっていた。しかし私は、一般道路が数ヶ月スケートリンクになる札幌の人間である。たとえ滑ったとしても、もどろどろ路面より楽だった。しかしガードレールもない山道で路外に飛び出してもJAFは来てくれないし、ここでは保険適応外のルートである。もちろん自己責任承知での挑戦である。しかしリスクが大きい割には収穫があまり見込めないし、・・・もうここに来ることはないだろうか?

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        帰り道、北極圏ライン付近で・・割と新しい山火事の跡地を歩くと・・・

 すでに真冬になっていたブルックス山脈からおよそ8時間でフェアバンクスに到着できた。正直言って「無事生還」といった感じがした。

 その夜はフェアバンクス郊外(車で30分)の、天文台があるちょっとした山頂に陣取ることにした。2月にアラスカ北極圏に乗り込んだ際、天候も悪くオーロラにも嫌われ散々だったが、その最終日、飛行機に乗り込む数時間前まで撮影しようとこの場所に来た。少し撮影出来たが、撤収を始めてからオーロラが弾き出したのだ。空港へ爆走する車から悔しい思いをした因縁の場所である。

 ・・・さて、この日は雪が降ってきた。あきらめて雪のなかでのんきにパスタをゆでていたが、ぼんやりと星空が見え、なんと活発なオーロラが全天を動き回っているではないか! しかし、撮影できる程まで天候は回復せず、あ~、またしても・・・生殺し指数は120%

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今回最大級のオーロラが・・・しかし  9月28日(水)、旅の12日目
峠で目が覚めるが、辺りは吹雪いていた。
・・・元気が出ない。自分がなぜここにいるのかわからない。

SnowingBrooks.jpg

暗くなっても好転する気配なし。空が見えるところがあるかもしれない、そう気合いを入れて再び北極海に向かって車を走らせる。
 数十キロも進んだか、車を停めて空を仰ぐ。
「うわ~!」
薄くなった雲の上では今回では一番元気の良いダイナミックなオーロラの舞いが繰り広げられているのだ。またしても生殺しである。結局、明るくなるまで視界は好転しなかった。

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自己到達最北点で感じたこと 27日(火)、旅の11日目
 ブルックス山脈を越えるとそこはそれまでとはまったく別世界がある。
もう背の高い木などは一本も生えておらず、完全なツンドラ気候である。

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ここまで来たのは3回目になるが、いつ来てもなんとも言えない気持ちにさせられる。フェアバンクスより北方はすでに人間が営む環境とは言えないが、ここまで来ると人間とは全く関係ない自然だけが存在する。

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 さて昼間は素晴らしい空だったが、夕方から地を這うような忌わしい水蒸気のかたまりに覆われる。
晴れ間を探し求めてブルックスの峠まで戻るが、結局一晩中視界のきかない世界にいた。

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北緯68度、ついにその時が・・・?   9月26日(月)、旅の10日目
 目が覚めても雨は降り止まず、夕べの悪夢はやはり夢ではなかったようだ。どこかで車が動かなくなる気がした。とにかく北米最北端の尾根を越えれば天候が変わるかもしれない。

 ・・・・・雨はだんだん雪に変わってきた。霧の中、泥沼のような悪路を、結局フェアバンクスから丸一日たって目的のブルックス山脈を越えた。ここからは真冬の世界である。しかし、帰りの事を思うと気が重くなる。無事に帰れるのだろうか・・・?
 
 疲労困ぱいしたが、雨から開放されたことと、目的地に何とかたどり着いた達成感で久しぶりにゆったりとした気分で食事が出来た。

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 例のスパイシーカレーだが、フェアバンクスの大型スーパーでミニロブスター?みたいな冷凍品をどっさり入れた荒っぽいものである。元気を取り戻すにはこれで十分である。

 さてここまできたら天気は天に任せるしかないが、暗くなっても一向に晴れる気配はなし。
しかし雲のすき間からかなりアクティブなオーロラが頭上で展開しているのが確認できた。またしても「生殺し状態」にさせられた。

 ・・・晴れ間を探して山麓を50kmくらいの範囲で移動する。明け方近くなってようやく雲が薄くなり、一部空が見えてきた。そしてついに10日目にして「普通」のオーロラに逢えた。私の経験では、この場所で見られるオーロラの見える方角は、東西南北ほとんど指向性を感じない。要するにこの場所は、オーロラの現れやすい「オーロラベルト」にほぼ一致していると思われる。

 ・・・明けるまで霧から逃げるように場所を移動しながら空を求めた。活発なオーロラではないが、絵になる1枚が撮りたいのである。普段はあまりか見ることの出来ない南の空にいるオリオンとオーロラのランデブーが撮りたかった。・・・しかしそれは次回に持ち越しとなってしまった。

 明るくなり撮影を終え、ブルックスの尾根をはるかに見渡せるツンドラの丘まで北上した。

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 いつしかクリアな空になり、消化しきれない気持ちも、ここにきてやや安らかになる。少し休もう。

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結局むなしい夜明けを迎える、8日間収穫ゼロ 9月25日(日)、旅の9日目
・・・完ぺきな場所で完ぺきな天気になった・・・
しかしこの夜も、極光らしき光の舞いはまったく姿を現さなかった。8日間収穫ゼロである。だが考えてみれば、天気のタイミングと太陽風のタイミングが合わなかっただけの話しである。夜明けとともに気持ちを切り替えよう。

・・・・さあ、ここはあきらめて、アラスカへ向かおう!

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 道のりがとても長いので、寝る時間を惜しんだ。先ずは700km先のフェアバンクスに向かった。国境を越える、アラスカ・・・そこはアメリカである。同じような土地柄でもやや趣が異なってくる。

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さあ、アメリカへ入国(国境付近で)

 夕方、フェアバンクス到着とともに予備燃料と食料を補充し、すぐに北の方角へ走った。目的地は北緯68度のブルックス山脈を越えたところである。フェアバンクスから600km程もあり、未舗装が大部分を占めるという、かなりしんどい忍耐のコースである。天気が良くて景色を楽しみながら・・ならまだ良いが、暗やみの中を北上するにつれ深い霧と降り止まない雨で、途中食事を作るにも苦労したが、地獄のような世界にどんどん入り込んでいるような気がした。ただでさえ穴だらけの道にタイヤを落とさないように(こんなところでパンクしたら大変である)神経を集中し続けなくてはいけないのに、相当雨が降り続いているらしく、路面はどろどろでスリップで肝を冷やしながら、また随所にぬかるみがあり、車のバランスを崩しやすく、極めて危険な状態が延々と続いた。途中何度もやめて帰ろうとも考えたが、もう帰るに帰れない精神状態にあった。しかしこの先、青空を見ることが出来るのだろうか・・・

・・・この日1000kmは走っただろうか。深夜まで走ったが、自分がどこにいるのかわからなくなった。霧が濃く、ヘッドライトが届く20m先だけの路面を見続ける運転に限界を感じた。いい加減にして深いタイガの森の中で眠ることにしよう。

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先へ進むか、ここへ留まるかの葛藤  9月24日(土)、旅の8日目
 目覚めるとまた素晴らしく晴れている。・・・う~ん

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せっかくアラスカに向かう決心をしたのに、今夜こそは晴れるような気がする。
もう一晩ここに留まって挑戦しようか・・・このお気に入りの場所をモノにすることを優先するか、
・・・それとも先へ進んで流れを変えるか、葛藤があった。

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結局この場所でそろそろ酬われるような気がしたので、もう一晩留まることにした。
そして・・・


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えっ、もう1週間!・・Hains Junctionでリセット、9月23日(金)、旅の7日目
 再びHains Junctionに戻り仕切り直し。 Weather Forecastだが、・・・辛うじて4日後にSunnyとあるが、しばらくはユーコン全域べったり曇りの予報である。だがどうしても撮りたいポイントがある。もう一晩、その場所で粘って、あとはアラスカへ行くことにしよう。そこそこの写真をたくさん撮るより、納得いく写真をちょっとだけ撮れれば十分である。

 今年の2月にアラスカの北極圏へ行ったときはとても大変だった。真冬の北極圏、しかも北緯68度付近の北米最北端にそびえるBrooks山脈に1週間ほど単身で滞在、リスクも覚悟の上だった。アマチュアの「趣味の写真家」としてはcrazyだろう。・・・天候も悪く、晴れ間がのぞいてもオーロラはほとんど静かだった。辛うじて収穫できた写真は1枚北海道新聞の日曜版掲載で日の出を見た。その時思った。そうだ、とても苦労して撮った写真にはご褒美を与える機会をつくろう。今回は旅立つ前に、デジタルフォトコンテストの最高峰といわれるエプソンカラーイメージングコンテスト(昨年は10万点の応募があったとか)に思いを込めた。それにしても賞金が大きいので応募が半端じゃない。
余談だが来年度のエプソンカレンダーに私の作品が一点採用されることになった。これもご褒美にあたるかな?

 さて深夜0時、ついに土曜日になった。北の空の大きな雲のかたまりの向こうでオーロラが現れた。外へ飛び出し撮影準備を始めるが、すぐ後ろ側に漆黒の森があり、とてもじゃないが耐えられない。周りになにかいないかライトで十分確認、車の窓を開け、いまお気に入りのEric Claptonの新譜(Back Home)を大音響で鳴らす。これで多少いい匂いがしてもクマは寄ってこないだろう。撮影セット完了「さあ撮るぞ!」とともに、オーロラも完了していた。いつもこんな感じである。ちなみに機材を撤収するとまた現れる、出しっぱなしだとさっぱりでない。

 今日で1週間、7夜過ごした。収穫はゼロである。慣れてはいるがやはり辛い。この地に訪れたときに真ん丸だったお月さまが、いまはもう半分になっている。今回の撮影は月明かりを当てにした構想であり、その撮影のチャンスはせいぜいあと3日である。

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漆黒の闇で・・・9月22日(木)、旅の6日目
 昼間はカンカンに晴れて「今夜こそ!」と気分が上向いていた。

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 しかし夜になるとすっかり曇ってしまった。月明かりもとどかず、あたりは漆黒の闇となった。
昨夜までは星空の下でパソコンを打つ余裕があったが、曇って周りが暗くなるととたんにクマさんの存在が気になるようになる。車の中から明けるまで空の様子を見張るのは思ったより楽ではない。緊張感がなく眠くなるのである。

 朝の5時ころになってやっと雲が薄らいで、北斗七星の形がわかるくらいになってきた。
・・・無理だな。さあ、あきらめて眠ることにしよう。

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街に戻り、情報収集を・・・あ~ショック! 9月21日(水)、旅の5日目
 Whitehorseに戻り、Visitor Informationにて天気を調べる。ユーコン一帯は晴れる気配はなし。ではアラスカは?フェアバンクスは一週間雨!、北極海は毎日雪!!すっかり途方に暮れる。・・・気を取り直してインターネットカフェにこもる。日本と通信してみよう。

・・・オーロラ博士の上出洋介先生から貴重な情報をいただきました。

この1日は、1年に数回あるかないかという「静かさ」です。太陽風が死んだように静かです(この状態はそう何日も続くものではありません)。しかし、20日までは、「そこそこの」オーロラが出ていたようです。11日から1週間は、そのあたり(カナダとアラスカの境界付近)は、狂わんばかりのオーロラに見舞われました。天気も良かったという報告が入っています。好転することを祈っております。

・・・やはり「運」に任せるしかないようである。では、食料を供給してまた旅に出るか・・・
 Whitehorseから車で2時間半、再びLake Kluaneの湖畔へ戻る。すでにあたりは暗くなっていたが、肝心の空は意外にも雲が途切れてきた。とても静かな星空な訳は、科学的に言うなら1年に数回あるかないか、太陽風が死んだように静かという、絶妙なタイミングに自分が来てしまったからだ。・・・今か今かと待っていた昨夜までとは違い、今夜は妙に落ち着いた気持ちで空を見上げることができた。月明かりに映された山や湖面が美しい。

 ・・・日常生活は、あまりの忙しさに流されてしまい、物事を冷静に考えて行動できていないのかもしれない。こうやってたまに日常生活から離れて、自分の存在を客観視する。・・・自分が今ここでやっていることは、宇宙や地球のご機嫌がいいときに見せてくれる微笑んだ姿を、自分が探し当てた景色の中に自分のフィルターを通して描くことである。限られた滞在で、入念な撮影場所探しと、いつ訪れるかわからないチャンスをじっと待つことである。

・ ・・いつしか定位置(この場所からは北東の空)に緑のアーチがぼんやり浮んできたが、撮影するには及ばなかった。

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夜になるとクマさんたちは・・・・・・・9月20日(火)旅の4日目
 数日間の雲の動きを見ていると、自分がいるところが一番晴れ間が期待できそうな気がしたので、
この日も移動するのをやめてLake Kluaneにとどまった。
となれば時間的にゆとりが出来るので、湖畔を散歩してみた。
今さら熊の足跡ぐらいでは驚かないが、その大きさに驚いた。しかもまだ新しいものだ。

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おそらくクマさんたちは夜になるとこの美しい湖畔を月明かりの中散歩しているのだろう。
なかなか洒落たものだ。しかし、オーロラの撮影中ばったり出くわすのはご免である。
連日の雨で山火事の心配がないので、撮影で湖畔でたき火をすることにした。

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さわやかな夕日の中、再びスパイシーな夕食で元気をつける。
準備万端、たき火にあたりながら、何時間も雲のすき間から宇宙をのぞく。


・・・・・しかし今夜も沈黙・・・・・・と思いきや、
ほんの一瞬、わずかなすき間からすごいオーロラがうごめいていた。生殺し状態。

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昼に目覚めるがやはり雨 9月19日(月)、旅の3日目
 車で1時間、Hains Junctionという小さな町に戻った。
この町(村と言った方が正しいかな?)は、隣接する世界遺産のKluane National Parkを管理する機能を果たしているのだろうか。Visitor Informationも驚くほど立派である。もしクマさんに遭っちゃったらどうしたらいいのか、ちゃんと日本語のガイドまである。
さて肝心の天気の情報は?・・・う~ん、Yukonどこをみても晴れる気配のあるところはない。Forecastの表現が一番「晴れるかもしれない」場所がLake Kluaneであり、再びそこに戻ることにした。

 湖のほとりで好物のスープカレーを作る。トウガラシの香りは私にとって魔法の薬で、活力の源である。市販のスープカレールーではあるが、私の行きつけのSavoyという私が思うに札幌で一番美味いスープカレー店でいただいたスパイスをたっぷり入れると、簡単ではあるが本格的な味が楽しめ、幸せな一時を過ごせる。
わずかながら青空が見え隠れするようになる。
                  今夜はどうかな~?

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夜半、星空が広がり満月が昇ってきた。はるか北の地平線にぼんやりと、何となくぼんやりと、緑に光っている。
3時ころやっと、ちらほらと元気のない光が散発的にでる・・・


 期待に胸を膨らませて遥々やって来たのに、無愛想なお出迎えだった。

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10時間程も眠っただろうか・・・9月18日(日)、旅の2日目
 こんなに寝たのは久しぶりですが、出発前に連日無理をしていたのと、
また、昼まで寝ることで夜型に時差を修正するためであります。
 さて、相変わらずのさえない天気ですが、湖畔で優雅に食事をとり元気を出してさらに先へ進みました。
小さな入り江に陣取り、のんびりと散歩してみると、そこは、すでに秋は終わり、長い冬の始まりを静かに待っているかのようです。
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日中、降ったりやんだりしていた雨は、夜には降りやまなくなりました。

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ついにblogを立上げました!よろしくお願いします。
 9月17日(土)、私はカナダ・ユーコン準州のホワイトホースに向けて旅立ちました。実はこの文章を、札幌から乗り込んだ名古屋新国際空港行きの機内で書き始めました。何とか日本を出る前にオープニングをアップしていきたいと思います。いつものことですが、長めの休暇をとるために、ぎりぎりまでばたばたと仕事をこなして、旅の準備は前日から徹夜で、今回はおよそ100kgの荷物をまとめ、滑り込むようにカナダ行きの旅路に着きます。
 念願のblogを旅立つ前になんとか立上げることができました。すでに掲載している記事は、改装前のウェブサイトで企画していた週替わりの写真のページ「Weekly」や「番外編」をこのblogに移植したものです。そしてこの記事からは新しいスタートということになります。

 さて、名古屋新国際空港はすごい人!愛地球博効果もあるのでしょう。ますます関西空港の存在価値が?と心配してしまいました。個人的にはいつでも空いていて快適で好きなのですが・・・と、いまバンクーバー行きの搭乗手続きが始まりました。では、この続きはカナダ・ホワイトホースからからアップします。では、行ってきます!

 今回はデジカメ(EOS-20Da)を備えてきました。旅先から撮れたての写真をアップするためです。ところが!ちょっとした不手際で、カメラとパソコンが通信せず、今回は撮れたてレポートは実現不能となってしまいました。う~ん、がっかりです。

 名古屋を17時に立ち、北米に向かって日付変光線を越えます。太平洋上空から、残照で紫色に染まった空に見事な満月が上がって来ました。今まで見たこともない透明感を持った強い輝きでした。旅先でこれほどの透き通った空が見られるだろうか。
・・・やがて夜が明けてきました。しかしその夜明けは次の日がやって来た訳ではなく、また「昨日の朝」に戻っているのです。理屈では何となくわかりますが、不思議な感じ。ということで夕方に出発した飛行機が強い追い風に乗り、8時間余りの旅をしてその日の朝にバンクーバーに到着しました。

 バンクーバーから小さな国内線に乗り換え、ロッキー山脈を北上。

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       ホワイトホースへ着陸態勢に入る  Lake Laberge, Yukon

 およそ2時間後ホワイトホースに到着、日本を飛び立って16時間後だった。日本で言うと古いバスターミナルのような小さな空港で、一瞬にして何人もの日本人と出会いました。みな目的はオーロラ。きっとこの広いユーコンのどこかでまた会えるに違いないのでしょう。

 案の定、ラジオから聞こえる天気予報は星空を期待させてくれるような気配はなし。とりあえずその夜は行きつけのLake Kluaneで待つことにした。氷河が永い年月をかけて作り上げた、ユーコン準州でもっとも高地で最大の湖。すっかり暗くなった湖畔で豪快に食事をし、雲のすき間から時折見せる星空に期待するが、3時過ぎに断念。

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